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1.ジョージ・ソロスとは何者なのか?

みなさんは、ジョージ・ソロスというヒトをご存知でしょうか?

 

この人は「イングランド銀行をつぶした男」として

あまりにも有名です。

 

一介の投資家がどのようにして為替取引で15億ドルもの利益を得たのか!?

 

また、相場における考え方として、思考の不確実性と、現実の出来事の不確定性の双方向の繋がりに関する概念「再帰性 (相互作用性 reflexivity)」の理論を提唱しました。

 

なんのことやらさっぱり分かりませんね。

(笑)

 

ソロスは並みはずれた頭脳を持ち、哲学者であり、さらに科学者みたいなところがあります。

 

ちなみにソロスは自身のマクロ・ファンドである、「クォンタムファンド」の総帥です。

クォンタムとは英語で量子(quantum)のことです。

 

理系の人なら勉強したと思うんですが、量子には、波のようにもふるまうこともあれば、粒子のようにふるまうこともあるという、直感では一見不思議に思われるような性質(粒子と波動の二重性)があります。

 

    <量子の粒子と波動の二重性>

 

つまり、ソロスは市場の波の上げ下げをこの量子の揺らぎになぞらえて、自分のファンドの名前を命名したんですね。

 

で、一時はこのクオンタム・ファンドが動いただけで為替相場が変動するほど影響力をもち、そのリスクを恐れない投機傾向と行動力により世界中から畏怖されました。

 

株や為替、債券や先物などの金融市場はこの様な化け物のような人のみが大きく勝ち続け、発言の一言二言が市場に大きな影響を与えます。

 

ここに一般大衆の出る幕はありません。

 

それに比べて今の仮想通貨市場はなんてお花畑なんでしょうか。

 

有力なICOに投資するだけで誰でも簡単に儲かります。

本当に簡単にです。

 

一般庶民がありえない程大きく稼げるのは今しかありません。

それはまだ仮想通貨市場が初期の初期で、混沌としたカオスであるからです。

適当な法整備すら満足に行えていません。

 

株でいうインサイダーや相場操縦も、分かりやすい程ガンガン行われています。

一般人がこの市場の創造期であり、黎明期に参加できるから稼げるだけです。

 

インターネットとフィンテックの出現に感謝しかありません。

 

ただ、その時期も早晩終わりを迎えるでしょう。

 

世界中を巻き込んだフィンテックのカオス状態が終われば市場が安定し、また為替や株のような世界になります。

 

イメージとしては戦国時代が終わり、豊臣秀吉ような足軽から関白のような出世など望めなくなります。

江戸時代みたいな平穏な時代になれば、いくら秀吉であろうとあんなに出世できたでしょうか?

 

そして、今後はドンドンこのソロスのような怪物が市場に参入してくるからです。

事実、この投資、投機界の「魔王」ともいうべきジョージ・ソロスが仮想通貨界に参入してきました。

 

齢87歳のソロスですが、彼の行動がまさか彼自身の思いつきで、市場になんの影響力も与えず、「自分はこう思っていて、将来こう行動しようと思っているんだよね。あ、自分が勝手に考えてることだからあまり気にしないでね!」とか言ったところで市場に何の影響も与えないと彼も、そして市場関係者も思ってないでしょう。

 

少なくとも市場関係者はソロスのような怪物の言動に敏感に反応します。

 

 

ここからは、今後の仮想通貨の投資における情報の読み解き方として、このソロスの言動をケーススタディとして考えていきたいと思います。

 

ソロスの言動は計画的か、それとも流石の投機の魔王もボケがきたのかの判断は各自でお願いします。

 

 

以下、疑問点はつっこみ所を

「ツッコミ①」とかでつっこんで

いきたいと思います。

(笑)

 

 

① ソロスの言動

 

ブルームバーグ

「ソロス氏のファミリーオフィスが仮想通貨取引を計画」

 

以下引用:

米著名投資家ジョージ・ソロス氏は今年1月に仮想通貨についてバブルだと述べたが、同氏の資産260億ドル(約2兆7800億円)を運用するファミリーオフィスはデジタル資産を取引する計画だ。

 

ツッコミ①

仮想通貨はバブルで危ないのにこの市場に参戦するの?

 

⇒このレベルのファンドが何の戦略性も無く、

ギャンブルで投資、投機をすることは

考えられない。

 

競馬にお金をつぎ込む博打

好きのおじさんとは

訳が違います。

 

なんの計画性もなく、

 

「儲かったー!今日はお祝いや!

飲み明かすでーーー」

 

「損したー!くそがー!

ウシジマに金借りにいかな、くそー!」

 

とかでやっている訳じゃないんです。

(笑)

 

 

でもボラティリティが高いからなるべくリスクは極限まで減らし、

大きく稼ぎたい。

では何をしたいのか?

 

 

引用つづき:

ソロス・ファンド・マネジメントのマクロ投資の責任者、アダム・フィッシャー氏はまだ実際に取引していないが、過去数カ月間に仮想通貨を取引する内部の承認を得た。

 

事情に詳しい関係者が明らかにした。スポークスマンはコメントを控えた。

 

ソロス氏は1月25日にスイス・ダボスの世界経済フォーラム(WEF)で仮想通貨に関して、ボラティリティー(変動性)が高いため現実通貨として機能し得ないと述べたが、暴落は予想しなかった。

 

ツッコミ②

ここに書いてある記事を馬鹿正直に信用してみると、

 

まだ実際に取引していない」、

 

ので今から取り引きをしていくということ。

 

そして、ソロスは「仮想通貨は現実通貨として機能し

得ないと述べたが、暴落は予想しなかった。

 

と言っていますが、実際には価格は暴落しています。

 

実に40万前後の大暴落ですね。

 

 

 

ソロスがこの発言を穢れのない、純粋でなんの意図もなく放ったと捉えることができるなら、それはその人の心が奇麗過ぎるからです。

 

そして、相場の世界とはどういうものなのか

を学んでいく必要があります。

 

 

相場は生き馬の目を抜くような厳しく、権謀術数が入り乱れた世界です。

 

② ソロスの発言の意図と一般投資家が考えるべきこと

 

もっとも基本的な事として、ソロスや他の超大型金融プレーヤーは投資対象を選び実際に投資や投機をする場合、なるべく低い価格で買おうとします。

 

彼らは価格が上がっている時には絶対に買いません。

 

そして、これから価値がつき、価格が上がるものを購入する場合は売りから入るか、価格が下がるような言動をします。

 

それは自分たちが少しでも安く購入する為であり、こんなことは当たり前に行われています。

 

ソロスほどのプレーヤーがまさか、何の意図もなく発言するなんてことはありません。

 

 

これはもちろん状況次第ですが、今回の場合はほぼ、自分の発言の影響を考えていたでしょう。

 

「暴落は予想しなかった。」

 

なんてありえません。

 

 

今後は仮想通貨市場はこの様なプレーヤーが続々参入してきます。

 

自分たちに出来ることは彼らの言動

とそこまでに行き着く経緯を考えて、

 

 

「本当意図している事は何で、それ

今後どう影響してくるのか」

 

 

を考える事が大切です。

 

 

これが投資の基本的な戦略・戦術であり最大の奥義です。

 

 

 

 

情報を読み解きどう行動するのか、

いつ行動するのか、

その時のポジションはどの位で、

何がどうなったら

利益を確定する、または撤退するのか、

その時にはどんな情報を基に決断するのか、

 

などはその人の人間力そのものにかかってきます。

 

ファンダメンタル分析は様々な知識や経験、
自身の性格が影響して初めて可能ですが、

 

最終的には

センス

だと思います。

 

 

今、さまざまな場所で仮想通貨投資関連の

情報や憶測が飛び交っていますが、

どんな人が最後に生き残っているのかは

 

 

何年、何十年先になってはじめて

答え合わせができそうですね。

 

 

 

今回の記事が少しでも役に立てば幸いです。

(^^)

 

 

 

 

ではまた!